◆2008年11月11日の日記

天気: 曇り 担当: 藤川 



  おはようございます。
なかなか布団から出れなくなってきました(;><)
と言っても年中朝は起きれないんですけど・・・。

  最近寝る前に読書をしてます。もともと本は好きな方で
色々読むんですが昨日ちょうど読み終えた本が「闇の子供達」
と言う題名からして怖そうな本です。
夏に映画上映していたので観たかったのですが時間が合わずみれませんでした。
この本の内容は、幼児の人身売買、売春、そして臓器売買がテーマです。
取材を通しての小説なので、ホントにある話みたいですね・・・。
 8歳くらいの子供を買い取り、売春をさせられ、エイズにかかると
生きたままゴミ袋に入れられゴミ捨て場に捨てられるのです。
お客の中には日本人もたくさんいるのです。
 またある子は、裕福な日本人や外国人の子供の臓器移植の為に
生きたまま臓器を取り出され死んでいくのです。
 読むのをためらうような内容で、涙が止まりませんでした。
私達がこうやって普通に暮らしている陰で、こんな残酷な事が
行われていて、悪夢のような日々を過ごしている子供がいる。
 少し前に、私が住んでいる隣の地区で、大型スーパーのトイレで
珈琲の豆をいれるような大きな麻袋の中に子供が入れられそうに
なった事件があります。詳しくは書きませんが話を聞いた直後から、トイレには
一人で行かせないようにしています。
  
 私は子供ができてから、コンビニや、スーパーに行くとよく募金をするようになりました。
子供が着れなくなった服も、綺麗なものを選んでボランティア団体に送ったりもします。
が、そんなことも無意味なのかなと・・・ほんとに救ってあげないといけない
救わなければいけない子供達の役にはたっていないんじゃないかなと思いました。
それでも、自分に出来ることはこれくらいなのでやっていくつもりです。
 私達は体のどこか、例えば足を怪我して血が出ました。消毒液を塗って
絆創膏を貼ったりして治そうとします。
私達が生きている地球を体に例えたら、血を流している場所がたくさんあって
治してあげるのはごく自然なことで、それには消毒液の代わりに愛が
必要なんじゃないかなと・・・奇麗事かもしれませんがこの本を読んで
色んな事を考えさせられました。やっぱり本はいいものですね・・。
 
  
 






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